小山の民俗Q&A


Q1昔の人の食べ物はどんなの?

  A1

主 食  昔の食事は現在のそれとは比べものにならないくらい大変質素なものでした。 主食のごはんは,わり飯(ワリメシ)とよばれた米に麦がまざった 麦めしだけで,米だけの白いごはんはめったに食べられませんでした。一年のうちで正月や苗開き, 祭礼など特別な日には白いごはんを食べることができました。

おかず  普段の食事には,この麦めしとみそ汁,季節の野菜のつけもの(コウコ), それになめ物などと呼ばれたひしょう・豆みそなど簡単なものがそえられるといった形が普通だった ようです。肉はほとんど食べず,たまに鳥肉をうどんの汁に入れて食べました。魚は,川が多いので 川魚は食べましたが,海の魚は普段はほとんど食べませんでした。お正月や田植えの苗開き, エビスッコ,結婚式など特別な日には,塩引きやミガキニシン,サンマ,イワシなどをご馳走として 食べることができました。

食事の回数  一日に三度食事をとるのは,昔も今も同じです。朝食はアサハン,アサメシ,昼食 はヒル,ヒルメシ,オヒル,夕食はユウメシ,ユウハン,バンメシ,ヨルメシなどと呼ばれました。

間 食  農家では,三度の食事の他に,農作業の忙しい時期には間食夜食をとりました。 間食はコジハンといって昼と夜の間に一回と田植えの時期には朝と昼の間にも一回,サツマイモを蒸か したものなどをとりました。また,夜食はヤショクと呼び,お茶を飲みながらせんべいやイビリダンゴ などを食べました。


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