小山の民俗Q&A

Q6着物は作っていたの?

  A6


自給自足
 
かつては自給自足(じきゅうじそく)といって,食べるものから着るものまで,そのほとんどは自分の家で作っていました。多くの場合,家では綿を栽培して,その綿花から糸をつむいで機(はた)を織り,その織った布をふだん着や仕事着に仕立てました。また,古くなった着物は糸をほどいて布にもどし,のりづけをして張り板(はりいた)という板に張ってかわかし,もう一度その布を着物に仕立て直して着ました。昔の生活では,このように使えるものは何度でも繰り返し大切に使うのがあたり前に行われていました。
 一方,赤ん坊のウブギや結婚式の婚礼衣装(こんれいいしょう)など,特別な日に着るハレ着は,町の呉服店(ごふくてん)などで買うこともありました。

わたくりき
(わたの実から種をとりのぞく)


機織り(はたおり)と裁縫(さいほう)
 家族が着る着物を作るのは女性の役目でした。年頃になると女性たちはみな,機織りや裁縫を習いました。かつてお裁縫は,女性の重要な仕事の一つだったのです。



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