小山の民俗Q&A

Q10米作りの道具にはどんなのがあるの?

  A10

バコウグワ

   
田植えの前の春先などに田の土をたがやすのに使う道具です。これを牛や馬につないで引かせ,田の土を掘り起こしました。こうした作業を田うないといい,土の中の害虫を寒さにさらして駆除(くじょ)したり,田の土を細かくすることを目的として行われます。



タブネ

  田植えの時,田の中の苗を運ぶのに使った道具です。湿田では収穫の時に稲を運ぶのにも使われました。



ジョソウキ

  田の草取りに使われた道具です。稲と稲の列の間を,これを手で押して田の面をこするように動かしていきます。先端についている車が回転して,草の根を掘り起こし後,田の泥の中におしこんでしまうしかけになっています。



足踏み脱穀機
(だっこくき)

  主に稲の脱穀(だっこく)に使った道具です。手前にあるペダルを足で踏むと,鉄線がつけられた胴が回転し,この回転する胴の部分に稲の穂先を近づけて,稲の穂から籾(もみ)をとりました。作業の時にでる音から「ガーコン」などと呼ばれています。



フルチボウ

  穀物(こくもつ)や豆類などの脱穀(だっこく)に使った道具です。地面にムシロをしいて,そこに麦や大豆,稲をおきます。それをフルチボウの柄の部分を持って,割り竹の束の部分をうまく回転させるように動かしながら打って,穀粒や豆などを穂から落としました。



トウミ

  脱穀した穀粒をゴミやその他のものと選別する道具です。中にある板の羽を回転させて風を起こし,その風で軽いゴミを飛ばし,稲の穀粒と選り分けました。



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