小山の民俗Q&A

Q12農家の冬の仕事はどんなの?

  A12
ワラ仕事
  農作業がひまになる冬の期間のことを農閑期(のうかんき)といいますが, この農閑期や夜なべ仕事として行われていたのが,ワラを加工してものを作るワラ仕事です。
  ワラ仕事は,土間(説明はA9)で行われ,タワラ・ムシロ・ナワ・ワラジなどが作られました。 タワラは穀物(こくもつ),芋類(いもるい),木炭などのいれものとして,ムシロは作物を乾燥させるときのしき物として使われるなど, ワラ製品は農家では欠くことのできない道具としてさまざまな場面で使われていました。

ワラ打ち ツチンボウ

  ワラ仕事のときには,ツチンボウを使いました。これは,ワラを打つ道具で,ワラをこれで打ち,ワラをやわらかくして,いろいろなものを編(あ)みました。また,打つことによりワラは,じょうぶになりました。
  ワラ仕事の他にも,機(はた)を織ってノラギを作ったりと,この時期は次に迎える農作業の準備を するための重要な期間でもありました。



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