小山の歴史Q&A
Q1
(てらのひがしいせき)
寺野東遺跡はどんなところ?

寺野東遺跡

  A1

☆寺野東遺跡は,旧石器時代から平安時代にかけての遺跡
 旧石器時代,縄文時代,古墳時代,奈良・平安時代に及ぶ複数の時代の遺跡。

☆寺野東遺跡の特徴
@今まで発見されたことのない,珍しい「環状盛土遺構(がんじょうもりつちいこう)」が発見された。
→「環状盛土遺構」とは,縄文時代後・晩期につくられたドーナツのような形に土が盛られたもので,直径は165mもある。この「環状盛土遺構」が見つかったことにより,縄文時代にも大規模な土木工事が行なわれていたことが分かった。

A縄文人が水をくみ,トチノキの実のアク抜き作業を共同で行った「大型木組遺構(おおがたきぐみいこう)」が発見された。


「大型木組遺構(おおがたきぐみいこう)」

→「大型木組遺構」」は,幅(南北)約12m,深さ約1mほどU字に掘りこんで,自然の流れに手を加えて造られている。底の土の中からオニグルミのからやトチノキの実などが発見されたことから,縄文時代の村人はここで木の実をさらしてあくぬきをし、食べられるようにしていたことがわかる。

B盛り土の中に焼けた土や焼けた骨が多量に出てきたり,おまじないの道具である土偶や,石剣,呪い師(シャーマン)がつける土面などが出土した。
→この場所で火を使ったお祭りや,儀式が行なわれていたことが想像される。


石剣(せっけん)・石棒


呪い師(うらないし/シャーマン)がつける土面(どめん)



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