小山の歴史Q&A
Q3
(おとめふどうはらかわらかまあと)
乙女不動原瓦窯跡はどんなところ?

A3
☆奈良時代の遺跡


(瓦・かわら)

 奈良時代のころ下野薬師寺(南河内町薬師寺)の屋根や塀の瓦を焼くためにつくられた瓦窯である。下野薬師寺は奈良の東大寺,筑紫の観世音寺と並ぶ日本三戒壇(戒壇:僧侶の資格を身に付けるため,きびしい試験を受ける所)の一つで東日本一の寺であった。

☆乙女不動原瓦窯跡のある場所は窯を作るのに適していた


(乙女不動原瓦窯跡)

 間々田駅の西,小山市立博物館の北側にある。地形的には,北向きの斜面で,その近くで良質の粘土や木(薪),水があった。

☆その他の特徴


(乙女不動原瓦窯跡)
・ロストル式平窯(窯の下に溝が掘られ瓦を焼くときに熱効率がよい)で,奈良時代のものは,東日本で一箇所しかない。
・戒壇としての下野薬師寺に必要な瓦をつくるための作業場なので,短期間(1年以内)で終了してしまった。


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