小山市立穂積小学校

      
1 研究主題
  「主体的に自分の考えや思いを表現できる児童の育成 」
     −  書く活動を通して  −

      

2 主題設定の理由

 昨年度は、国語科を中心に書く教科において、主に書く活動を通して表現する力を育てることを目指して研究を進めてきた。特に国語科では、論理的な文章を書く単元の指導に重点を置き、構成メモをもとに相手に分かりやすい文章を書く指導を行ってきた。また、学力向上の時間に作文の時間を設定して書くことに慣れさせたり、他教科においても文章を書く場面を設定したりして、児童にとって書く活動が身近なものとして感じられるよう取り組んできた。しかし、一方で自分の考えを明確に表現することが苦手だったり、発達段階に応じた語彙の獲得が十分ではなかったりという実態がある。
 そこで、今年度も、主体的に自分の考えや思いを表現する力を育成することを継続し、全ての教科の基礎となる国語科を中心として、他の教科においても書くことを通して自分の考えを互いに効果的に伝え合う力を育てることが重要と考え、主題を設定した。

   
3 研究の仮説
  国語科を中心とする全教科において、表現力を育てるために、具体的な指導の手立てを明確にして授業を実践していけば、主体的に自らの考えや思いを文章に表現できるようになるであろう。そのための手立てとして以下のような指導をしていく。
  @自分の考えを明確にし、相手に分かりやすく伝えるための文の組み立て方の指導
  A自分の考えを書く活動と、言葉で人に伝える「説明」「話し合い」などの活動を相互に関  連付ける指導
  B自分の考えを分かりやすく伝えるための語彙を増やし、よりよい表現ができるようにす   るための指導



4 各学年の目標
 
 ・1学年及び2学年・・・経験したことや思ったことなどについて、順序を整理して簡単な文章 を書くことができる。(はじめ・中・終わり)  
 ・3学年及び4学年・・・考えたことや思ったことなどについて、相手に伝わりやすい組み立  て方を考えて、文章を書くことができる。 
 ・5学年及び6学年・・・自分が書きたい題材を選んで、相手に分かりやすいような構成を考 えて文章を書くことができる。
 上記のように、国語科では目標を設定する。これを踏まえて各教科における「書く」内容的な充実を図っていく。


5 具体的な指導方法
(1)国語科を中心に、全教科・領域において書く場面を設定
 ・めあてに対する振り返りを書かせ、自分の考えを言葉で表現する機会を作る。
 ・学力向上の時間を活用し視写やミニ作文を行う。
 ・招待状・礼状・新聞・報告文の書き方を指導する
 ・書いた作文をファイルに蓄積してポートフォリオを作成する。

(2)授業研究会を通して、構成の仕方を考えたり、「書くこと」と「説明」「話し合い」とを関連付けたりする指導
 ・国語科の授業において、「論理的な文章」を書く単元の指導に重点をおき、構成メモの作  り方の指導を通して、効果的な文章の組み立て方を指導する。
 ・算数科、社会科、理科、生活科、総合的な学習の時間などにおいて、それぞれの目標に  応じた「書く活動」の仕方を工夫したり、「書く活動」と言葉で人に伝える「説明」や
  「話し合い」の活動を関連付けたりする指導を行う。

(3)自分の考えや収集した情報を分かりやすく伝えるための語彙の獲得と、よりよい表現を工夫させる指導
 ・国語辞典を活用させる。
 ・「アドバイスカード」を活用するなどして、よりよい表現ができるようにさせる。
 ・家庭読書週間を生かして読書を奨励する。



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