先生方はこんな研究をしています。

・学校課題

1 テーマ 

基礎力・思考力・学習意欲の向上を目指した指導のあり方

〜主体的・創造的・協働的な学びを求めて〜

2 テーマ設定の理由

本校では、昨年度は、「思考力・判断力・表現力の向上を目指した指導のあり方」というテーマのもと、「小グループによる「学び合い」学習活動の充実」というサブテーマを掲げ、互いに意見を交換し合うことで自分の考えをより深め、それを伝える確かな言語力の育成をねらった。また、シラバスも整備し、各教科の指導内容に小グループによる話し合い活動を位置づけ、思考力・表現力を豊かにする方策を練った。
 思考力・判断力・表現力の育成が教育のポイントになっていることは確かである。しかし、自分たちで課題を立てて、解き方を考えていくというのはとても難しいことである。とはいえ「何をすべきか自分で考える。」と言うことが、主体的な学びの第一歩であろう。
 自分で設定した課題を元に、主体的・創造的ということが強調される学びに、レベルアップすることをねらうのである。そのための具体的な学習のあり方として、次の3点をあげる。
@小グループによる協働的な問題解決や討論という学習形態を取ること。
A自分たちの興味・関心に基づく課題を追求すること。
Bアイデアを出し合って創造的問題解決や創作活動をすること。
 このような教師からの一方的な講義形式ではない授業、【アクティブラーニング】を充実させるために個々の基礎的な学力の定着は不可欠である。「基礎基本・思考力・学習意欲」という学びの3要素(学校教育法第30条参照)を意識し、確かな学力をつけるための学びの基礎として、次のような授業のポイントを実践する。
@導入において目標を共有化し、学習の見通しを持たせること。
A自分の考えを書く活動を習慣化させること。
B特に、自分の考えを書く活動と言葉で人に伝える「説明」「話し合い」等の活動を相互に関連づけること。
C振り返る活動を工夫すること。特に、生徒の振り返りから、実態を把握し、授業改善・指導方法の工夫に向けたヒントを見つけること。
 こうした単位時間の基本的な授業の流れを押さえ、確かな学力の向上に向けて、より効果的な学習を展開しなくてはならない。
 また、小山市ではQ-Uテストを実施し、よりよい学級集団作りを目指している。グループ学習や話し合い活動を行うには、母体となる学級集団が良い状態でないと効果的な学習が成立しづらい。Q-Uテストの結果を分析し、担任の先生が生徒に対して認識を新たにし、より生徒が安心して学習に打ち込める学級経営を行いたい。
 更に本校は今年度、道徳拠点校として道徳の授業の改善や道徳的実践力を培うために指導の研究を深めたい。道徳教育推進教員を中心に、心を耕す話し合いや表現力の向上に迫っていくために教師の授業のコーディネートは重要な要素であると考える。
 もう一つは、小中一貫教育の研究も更に継続・深化させ小学校と連携した教科指導のあり方も積極的に研究していくということである。特に、中学校での学習習慣は、小学校の学習習慣の定着が大いに影響するので、中学校の学習意欲向上のためにも、小中が連携して自主学習のあり方を指導することは重要なことであると考えている。

3 研究組織

研究を推進する中心的な組織として、教科・領域主任会のメンバーで構成される学校課題研究推進委員会を設ける。研究テーマを土台にして「小中一貫教育の研究」や学年で行うQ-Uテストの検討会などと連携して研究を進める。



4 研究の方法

 今年度は、道徳教育拠点校として道徳教育を通して、思考力や表現力を培う機会を重視する。授業の改善を目指すため、道徳教育推進教員からの提案を受け、学年での指導の検討会などを行う。買う学年主任をチーフとした学年所属の教師全員による指導案検討や授業改善などを行うものとする。
 また、道徳以外での学力向上を目指し、教科毎に「基本的な授業の流れ」を押さえ、実践する。研究全体の調整は学校課題推進委員会で行う。本校は大規模校なので、教科部員数が多いという特色を生かし、教科部会を中心に授業検討会も行う。
◎ 学校課題研究推進委員会は教科主任会を母体し、学習指導主任が座長となり、学校課題研究全体の大きな方向を示したり、教科部員への連絡・調整や学校課題のまとめ、小中一貫教育との連携の研究などを行う。
◎ 学習指導部会
学習指導部会は、教科以外の学習活動の企画や調整を行う。学びの3要素を踏まえた、授業を実践し、ねらいの共有や振り返りを丁寧に行う。また、、次年度に向けての本校全体の学習のあり方などの検討も行う。
◎ 学年部会・道徳部会<今年度の重要課題>
学年主任を中心として、学習の基盤となる学級集団作りを担当する。特に今年度は、道徳教育拠点校として道徳の授業を充実させるために、学年部会や道徳部会が道徳授業研究の際の母体となる。また、より充実した学びを行う学級経営のためにQ-Uテストの実施や検討も行う。


時 期
研  究  内  容
担 当
 1学期 ・学校課題の確認
・全体研修会(教科主任会含む)
4月 エンカウンターの職員研修
5月 学校課題の確認
6月 教科部会(今年度の授業研究の計画)
   2年生第1回Q-Uテスト
7月 1・3年生第1回Q-Uテスト
教頭・主幹・研究主任・学校課題研究推進委員会・教科部会・ 学年部会・学習指導部会
 夏季休業 ・各分野における研修
・教科部会(研究授業の計画・指導案検討など)
・Q-Uテストの全体研修会・学年検討会
教科部会
学年部会
 2学期 ・道徳授業研究の実施

・研究内容の振り返り
 9月 Q-Uテストの学年検討会
11月 第2回Q-Uテストの実施と学年検討会
道徳教育推進委員
学校課題研究
推進委員会
教科部会
学年部会
 3学期 ・道徳の授業研究の実施(道徳拠点校公開授業)
・研究のまとめ作成
・来年度の学校課題の検討
・来年度の学校課題の決定
道徳教育推進委員
学習指導主任
運営委員会
学習指導部会
職員会議

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