1 研究主題
表現力を高め確かな学力を身に付けた子どもの育成
〜学年段階に応じた読解指導の充実〜
2 主題設定の理由
昨年度はテーマを「学ぶ心を高め,確かな学力を身に付けた子どもの育成〜確かな伝え合う力を高める国語科授業の創造〜」として「読む」ことの学習を通して論理的思考力や語彙力を育ててることを意図して研究した。説明文の指導では,各学年で身に付ける内容をきちんと指導し,子どもたちに意識付けが図られた。しかし,自分一人では文章を正確に読み取ることができず,読み取ったことをもとに考えを深め,表現することが苦手な児童が多いという課題が明かになった。
そこで,今年度は,「文章読解ができる」子を育てたいと考え,本主題を設定した。
3 研究の仮説
(1)国語科において読解指導に力を入れ,文章内容を正しく読み取る力を学年段階に合わせて着実に身に付けさせれば,児童一人ひとりに読み取る力がつくであろう。
(2)文章読解の力がつけば,学んだことから考えを深めたり広めたりでき,表現する内容が豊かで確かなものになり,表現力がしだいに身に付くであろう。
4 研究の方針
今年度は,「読解指導」に重きを置き,説明文を中心に(物語文も随時扱う)「読み取る力」を着けるための指導方法を国語科を中心に研究していく。
☆各担任が,1回以上,国語の研究授業を行う。
5 研究の具体策
@「正しく声に出して読む」ことから指導し,文章内容や意味を理解しながら読み進める力を育てていく。
※関連指導として考えられること:音読指導,国語辞典の利用,新聞記事の活用,短文や区切り読みで短い言葉で内容を話す指導など
A主語と述語,指示語,接続詞などに注意して読み進め,文章と文章のつながり方にも目を向けるなど,読み方のポイントを各学年の発達段階に合わせて,繰り返し指導していく。
※関連指導として考えられること:キーワードをさがす,直接的に言わずに気持ちを表す言葉をさがす,違う言葉で言い換えてみようなど
Bさらに,本や文章に書かれた内容を理解し意味づけさせる。内容や表現を想像や分析,対比などにより相互に関連づけて読み,自分の目的や意図に応じて考えをまとめたり深めたりして,表現することを目指していく。