地形の特色

自然堤防と後背湿地

 洪水時にあふれた土砂が河岸に堆積した微高地を「自然堤防」と言います。川の流れが緩やかで
蛇行が激しいと河道からの溢水が著しく自然堤防が成長しやすいと考えられています。
 規模の比較的大きな河川の流域では、洪水時に備え、周囲で最も小高い土地である自然堤防上に
集落が発達した例が多く見られます。かつて蛇行が激しかった旧思川の右岸沿いに位置する上生井
と下生井(西生井)、左岸沿いに位置する下生井(東生井)の集落や旧巴波川の左岸沿いに位置す
る白鳥の集落は、地形図からそれぞれ自然堤防に発達した集落と考えることができます。

 また、自然堤防に対し、河岸から離れ、川からの土砂の供給が少ないために低くなっている土地
を「後背湿地」と呼びます。後背湿地は、おもに水田などに利用されていますが、洪水時になると
湛水(水をかぶりやすい)しやすい土地でもあります。

旧思川の左岸に発達した自然堤防上にある東生井の集落
          (平成25年2月撮影)

現在は水田となっている後背湿地から東生井の自然堤防上の集落を見る
          (平成25年2月撮影)